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検査費用のご案内

検査費用のご案内

当院では循環器疾患の診療において、投薬管理や療養指導のために定期的に下記の検査をご提案させて頂いております。患者様によっては、毎月の定期受診時に必要となる検査もあるため、診療費の目安になさってください。検査の必要性に関しましては、医師や看護師にご質問ください。丁寧にご説明させて頂き、そのうえでご納得いただけない検査は省かせて頂きます。

以下の検査費用のほかに、診察料(初・再診料)や処方箋料、医学管理料なども加算されます。診療明細書や当院の加算のご案内のページをご覧いただき、不明点はお問い合わせください。

 

血液検査

医療保険の自己負担3割で約2,500円~3,000円、1割で約800~1,000円です。

血液検査は、血液中に含まれる様々な成分を測定する検査で、循環器系に関連する検査としては、心筋酵素やトロポニン、BNP(脳利尿ペプチド)などがあります。これらの検査値を基に、心筋梗塞や心不全などの診断や、治療効果の評価が行われます。当院での凝固検査はコアグチェックを利用しているため迅速にデータを解析します。なお、検査項目によって前後するため、毎回同じ金額とも限りません。

心電図検査

医療保険の自己負担3割で390円、1割で130円です。

心臓の電気信号を測定することで、心臓の拍動やリズム、不整脈などを評価する検査です。検査中は胸に電極を貼り付け、心臓の電気信号を計測します。心電図は簡単で非侵襲的な検査であり、循環器疾患の初期段階の診断や経過観察に有用です。

疾患や病態、自覚症状、お薬の内容によって、毎回必ず必要となる場合もございます。詳しくは医師か看護師にご確認ください。

胸部レントゲン検査

医療保険の自己負担3割で630円、1割で210円です。

肺炎などの診断に限らず、心不全による心肥大、胸部大動脈瘤の診断や経過観察のためにも実施します。ペースメーカーの方や心不全の方は定期的に必要となる検査です。

24時間ホルター心電図検査

医療保険の自己負担3割で5,250円、1割で1,750円です。

ホルター心電図検査は、心電図を24時間以上記録する検査です。患者さんが普段の生活を送りながら、携帯型の心電計で心電図を記録します。この検査により、不整脈や心室性期外収縮などの異常がどの程度あるかを評価することができます。

心臓超音波(エコー)検査

医療保険の自己負担3割で2,640円、1割で880円です。

超音波を利用し心臓の機能や心臓内の構造物、弁の異常や大動脈・肺動脈などの血管の異常を調べます。状態が悪く治療の必要があれば次の検査にすすむことが必要となるため循環器疾患では必須の検査です。当院では心臓エコー検査を駆使し予防に努めます。

頸動脈超音波(エコー)検査

医療保険の自己負担3割で1,050円、1割で350円です。

頸動脈は、脳に血液を送り込む血管です。そのため、頸動脈の動脈硬化の有無、血管の詰まり具合、プラークの状態を調べることで、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高いかどうかがわかります。

運動負荷心電図検査

医療保険の自己負担3割で1,140円、1割で380円です。

運動により心臓に負荷をかけ、心電図を記録しながら安静時と比較します。安静時では発見しにくい不整脈や狭心症などの虚血性心疾患を診断することができ、運動耐容能も評価できます。

運動負荷心エコー検査

医療保険の自己負担3割で約6,000円、1割で約2,000円です。

運動により心臓に負荷をかけ、安静時と比較します。運動時と安静時の心臓の動きや血液の流れを比較して心機能の評価をしたり、狭心症などの虚血性心疾患の評価のために実施する検査です。

心肺運動負荷試験(CPX)

医療保険の自己負担3割で約6,300円、1割で約2,100円です。

心肺機能の評価や心臓病の管理のために必要な検査です。心臓リハビリ適用の方は定期的にこの検査を実施いたします。他院より検査のみの依頼もお受けいたしますので、かかりつけ医にご相談のうえでお問い合わせください。

血圧脈波検査(ABI)

医療保険の自己負担3割で390円、1割で130円です。

足の動脈の詰まり(末梢動脈疾患:PAD)を見る検査で、末梢動脈(足や手の動脈)に硬化や詰まりがある場合、心血管疾患、脳血管疾患などとの合併を早期に発見するのに役立ちます。