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特定健康診査・特定保健指導

特定健康診査(特定健診)とは?

生活習慣病の予防が目的です

特定健診では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の検査に重点を置いています。内臓脂肪型肥満がきっかけとなって生活習慣病を発症するリスクが高く、また、高血圧や高血糖などの状態も複合すると、脳血管疾患や虚血性心疾患を発症する恐れもあります。そのため、内臓脂肪型肥満の確認に重きを置くことで、メタボリックシンドロームになっている方や予備軍の方を早期に発見し、生活習慣を見直して生活習慣病の発症・進行を防止するために実施しております。

医療保険者が実施します

特定健診は医療保険者ごとに実施しており、柏市国民健康保険の被保険者の方が対象となります。そのため、柏市国民健康保険以外の医療保険などの被保険者の方や組合員の方は、加入している保険者へご連絡をお願いします。また、千葉県後期高齢者医療の被保険者証を持っている方は、柏市75歳以上の健康診査の対象となります。

「特定保健指導」って何をするの?

特定保健指導では、医師、保健師が主導して生活習慣の見直しを後押しいたします。健診の結果で「動機付け支援」「積極的支援」となった方を長期的に支援いたします。対象となった方は、当院まで電話して頂き予約をお取りください。特定保健指導は、ご自身のこれまでの生活習慣を見直し、改善すべき点、注意すべき点、今後の生活習慣のあるべき姿などをしっかりと考え、具体的な方針を検討します。「健康管理は難しそう」「仕事が忙しくて時間がない」という方もいらっしゃると思います。健康でありたいと思う一方で、難しいことやできないことはなかなか習慣化しづらいというお気持ちはよく分かります。そのため、患者様のライフスタイルを考慮して負担にならないペースで進めていきますので、ご多忙な方でもご安心ください。ご利用される方のほとんどは翌年の健診結果が良くなっているため、やはり日々の継続的な健康管理は重要だと言えます。お気軽に当院までご相談ください。

動機付け支援

医師、保健師と協議し、正しい生活習慣を取り戻すための具体的な方針を検討します。3ヶ月スパンで振り返りを行い、身体の状態の変化なども確認します。

積極的支援

動機づけ支援の方と同様に、医師、保健師と協議し、正しい生活習慣を取り戻すための具体的な方針を検討します。保健師が3ヶ月間メール・電話・お手紙などで定期的に状態を確認しサポートいたします。
※以下のコンテンツにも生活習慣の見直しについて載っていますので、一度ご参照ください。
「ちばこくほ」https://www.kokuhoren-chiba.or.jp/general/02.html

特定健康診査 よくあるQ&A

自分で人間ドックを受けたり、職場で健診を受けた場合はどうすれば良いですか?

まずは当院までご連絡ください。また、柏市特定健康診査検査項目の検査費用を自己負担でお支払い頂いた場合は、上限1万円で費用が助成されます。なお、保険診療で受診した場合、受診期間内に柏市特定健康診査実施医療機関で受診した場合、受診日から申請日までに国民健康保険を脱退した場合は助成されませんのでご注意ください。

通院中でも特定健康診査を受けた方が良いですか?

通院中の方も特定保健診査を受けることができます。特定保健診査の目的は、生活習慣病の早期発見ですので、医療機関で行う治療に必要な検査とは別物です。かかりつけ医とよく相談して頂き、特定健康診査をご検討ください。

かかりつけの病院で柏市国民健康保険の特定健康診査を実施していない場合はどうすれば良いですか?

特定健康診査と同様の検査項目(尿検査や血液検査など)を漏れなく受けて頂き、その結果を市へ提出して頂ければ特定健康診査を受けたことと同じ扱いになります。健診結果の提出については、当院への連絡もしくはちば電子申請サービスをご利用ください。